予防医学ってなに?
不調を感じて病院に行く。
病気と診断されて、薬を飲みはじめる・・・。
医療には、身体に異常を感じてから
病院やクリニックなどの
医療機関で受ける 検査や治療
というイメージがあります。
私たちの心と身体は
不調を感じなくても
健康診断で
検査値の異常を指摘されます。
指摘されたのをきっかけに
食事、運動、禁煙などの
生活習慣の改善に取り組み
健康状態が以前よりもよくなった
という人もたくさんいます。
予防医学とは
健康な人が将来病気にならないように
バランスの良い食事の摂取を心がけたり
ウォーキングを始めたりすることなど、
生活習慣を工夫し
私たち一人ひとりが 今、何をすべきかを
示す一次予防です。
予防医学は
生活習慣の工夫や食事療法などによって
病気になるのを防ぐだけでなく
たとえ病気になっても
早期に発見できる知識を学び
病気の重症化を防ぎ
さらには病気からの回復を早め
再発を防ぐことまで含めた
広い概念です。
参考文献:
厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会 「健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料」
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